「出雲に参られよ
出雲に光をつなげよ
出雲に社を建てよ
光の社を建てよ」
瀬織津姫のこのお導きから始まった出雲への旅は、とても意味深いものとなりました。
毎月行っている高次元ワーク「サイキックコヒーレント」の中で、導き手として現れた瀬織津姫から、このような導きをいただきました。
それは、5月5日の新月のとき。
翌月に大きなシフトが起こる夏至を控え、私達の意識や有り様が次なる階層へ進んでおかなければならないことが分かっていました。
そのために私達に足りないものは、神様からいただいたはずの草薙の剣。
私達の国は、神様がこしらえた国であり、神様のお心をいただいて進んで来た国です。
天皇家に伝わっている「三種の神器」は、天皇家だけでなく、私達臣民にも神様は授けて下さっています。
それは、目に見える形としてではなく、心の中に、有り様の中に、そして精神の中に、自分を省み、自分を高め、自分を貶める一切から身を守るために。
鏡の誠、勾玉の慈愛、そして魂の清らかさを守る霊剣、草薙の剣です。
私達は、誠も慈愛も、心で理解し有り様で表せる。
しかし、自分を保つために、自分の真実を高めるために、自分への疑念を振り払うために、自分の身に降りかかる穢れ(けがれ)を祓う剣が使えていません。
神様が授けられた剣を探す。
そのためには素戔嗚尊に会いに行こう。
素戔嗚尊が八岐大蛇を退治し、そこから現れた剣を高天原に献上し、そこで清め霊力を授けられた剣が、天孫降臨の際に三種の神器の一つとして降ろされた。
私達の草薙の剣はどこにあるのか?
素戔嗚尊に直接問いかけてみよう。
瀬織津姫が語られた出雲の守りと、出雲の国で祀られている素戔嗚尊と、二つの目的を持って出かけたのでした。
出雲大社は、旅の中心的目的地ではありませんでした。
祀られているのは大国主命。
お導きではお出ましになられたことがないので、特に伺うこともないのかと考えていました。
ところが、境内の掲示板に、お隣の博物館で展示されている昔の社の支柱のことが掲げられていました。
2000年、平成19年に、大社の境内から出土された支柱が、博物館に展示されているらしいのです。
それに興味を持ち、予定に無かった博物館を見学することにしました。
この日は、車で1時間かかる場所にある須佐神社をこの後参拝する予定で、あまり時間的な余裕が無かったため、大急ぎで見学することになりました。
館内に入ってみると、出雲大社の本殿が、高さが96mもあったと言う言い伝えが残っていて、その支柱が発見されたことで、それが事実だったのではないかと考えられるようになったとされていました。
そこには、巨大本殿の縮小模型が作られていました。
長い階段、高い高い社。
<撮影許可確認済みです>
そこであることを思い出しました。
それは随分前に見た夢です。
魂の覚醒を果たした直後の頃で、ヒーラーの仕事を本格的に始めていた頃でした。
高い、長い階段を登る私。
左後ろに海があり、空も海も光で輝いていました。
階段の上の方まで登り、ふと顔を見上げると、柔らかな風が頬を撫で、辺り一面が光でいっぱいになっていたのです。
その光は、見たこともない光で、まさしく神様の側にいるような、地上では見ることの出来ない光でした。
とても気持ち良く、清々しく、清らかで神々しい。
その夢を見たときは、高い階段を登るかのように精神的に成長したのだと、神様から祝福されたと受け取りました。
それ以上に何か特別な意味があるなどとは考えませんでした。
ただ、夢の感覚として、神々しさが普通ではなかったので、強く記憶に残っていたのです。
博物館に展示されていた模型は、その夢を在り在りと思い起こさせたのです。
さて、では私は、そこで何をしていたのでしょう?
恐らく女子の巫女では神殿には上がれなかっただろうと推測すると、宮司か祭司。
長い階段を、深い精神統一したまま粛々と上がり、神殿の直ぐそばまで来たときに、ふと顔を上げて見たのが、先に記述した通りのこと。
ただただ心地良い光と別世界の波動とを、魂が打ち震える思いで感じ入り、夢はそこで途切れました。
あの夢は、ここでの事だったのでしょうか?
それ以上は何も思い出せませんでした。
さて、この博物館で、思いも寄らぬことに、草薙の剣を見つけました。
荒神谷遺跡から発掘された銅剣358丁が展示されていたのです。
<撮影許可確認済みです>
出土された銅剣は錆びて朽ちて、刃がこぼれていましたが、レプリカが本物の鉱物割合を完全に再現して作られ展示されていました。
ピカピカに光る銅剣は、壁に並べて展示され、すべての刃先が天を向いていました。
<撮影許可確認済みです>
この銅剣についての逸話が紹介されていましたが、それによると、発掘されたとき、すべての銅剣は綺麗に整列して天を向いて並べられていたそうです。
しかも、その数358は、「式内宮」として認められた神社の出雲地方での総数と同じ。
ウィッキペディアでは、奇妙な一致・・・とありました。
何故奇妙と思うのかが、むしろ不思議。
358の神社が、一丁ずつ清め祈り、霊力を与えたのだと直ぐさま分かります。
では、なぜ霊力を与えたのか?
この地の守りにするためです。
なぜ天を向いているのか、光の柱を立てているのです。
天に棲まう神々に繋げ、日本の護りを強固にする必要があったから。
私が探しに出た草薙の剣は、これのことだったのでしょうか。
そして、レプリカとして掲げられているが、本物と同じとも言える新しい銅剣に、命を吹き込むこと。
その命とは、草薙の剣が持つ霊剣としての力。
導き手から伝えられた草薙の剣とは。
「草薙の剣は、人を危め殺戮をするための剣ではなく、身を守る剣であるぞ
我が真実、神の民の精神を守るための護身の剣であるぞ
護身の剣は振ることはない
護身として持つことで身が守られる霊剣なり
霊剣を抜かぬが策じゃ
霊剣が懐にあると、抜く前までのことが行える
霊剣が懐にないと、あらゆることを講じなくてはならなくなる
石を投げる、穴を掘る、火をかける
霊剣を抜くときは諫めるときぞ
本当の諫めのときを、霊剣は見誤ることはない
石を投げ、火を掛けることもない
霊剣が、汚れを、悪を、退ける
霊剣が誇りを守る
霊剣を抜く時は、悪がひれ伏すときぞ
悪を叩きのめすときではないぞ
日本の防人(さきもり)はそのような存在なり
このような者として支えよ、増やせよ、力を与えよ
草薙の剣を受け取る者は真(まこと)の慈愛と鏡を持つ者ぞ
霊剣の意味を知る者ぞ
霊剣を受け取れよ
光の剣を受け取れよ」
その草薙の剣を取り戻すこと。
さて、どうやったら私達の心に真の誇りと強さが立て直されるのでしょうか?
ただただ導きのままに、感じることをする。
強く惹かれる正しいと思うことを行っていく。
私に出来ることはそんなことくらいでしょうか。
「令和」が開けて、日本の神が表に出たと分かりました。
そこでいただいた導きのままに、草薙の剣を求めて4ヶ月。
8月末の新月の夜に、日本列島に草薙の剣が光るのを見せられました。
草薙の剣、日本は取り戻したようです。
神様方のお導きによって、私達の国の欠けていた力が戻りました。
長い間使ってこなかった剣の霊力を、これから私達一人ひとりが自分のこととして使う。
誇りとして精神の力として、霊的な身を心を守る霊剣として、しっかりと心に抱いて進みましょう。
当たり前の日常の、誰もが取り組む人生の道の中で、正しいことを正しいと言い、正しいと思うことを正しい行いで表していく。
何が正しいか、何が行ってはならないのか、分からなくなったら、心に問いかけて。
心の中にある、神様から頂いた草薙の剣に問いかけましょう。
合掌。
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<嬉しいお知らせ>
島根県立古代出雲歴史博物館が東京にやって来る!
2020年1月15日~3月8日の間、東京国立博物館にて、日本の国の成り立ちや古代世界に迫る特別展「出雲と大和」が開催されるとありました。
奈良県との共同開催らしいです。
このブログでご紹介した、銅剣や博物館が所蔵する銅鐸など多くの重要展示品が展示されるそうです。
もう一度出かけて、博物館を隈無く見て回りたいと願っていたことが、東京で叶うとは、何と嬉しいことでしょう!
出雲はちょっと遠いかな・・・と直ぐに出かけられなかった関東地区在住の皆さん、ぜひこの機会に足を運び、その目で確かめて下さいね。
「出雲と大和」特別展
日本書紀成立1300年
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