不穏なエネルギーに巻き込まれないために - スピリチュアルメッセージ from 寺尾夫美子

fumalhut72015-11-26

世界で起こっている様々な事柄に、心を痛め祈りを捧げる人達がおられることと思います。
祈りを続け、少しでも人々の心が安らぎますようにと願う毎日です。
けれど、その時、もし、心が重くなるようなら、祈り自体も止めましょう。
傷みに寄り添うことは、傷みを共有し傷みを抱える人の癒やしとなります。
ところが、寄り添いすぎて自ら傷みを抱える人になってはいけません。
地球の呼吸が激しくなってから、負のエネルギーはあちこちで噴出し、地球が波動上昇を始める前よりも平和から遠のいたと思うことでしょう。
以前の方が平和だった。
けれど、人々が溜め込んだ負のエネルギーは、もう地球には持ち堪えられなくなりました。
私達人間が、長い年月をかけて蓄積してきたエネルギーが、今放出されているのです。
これらがすべて浄化され、地球が本来の光を取り戻すまで続きます。
私達が心がけることは、どんな出来事に遭遇しても、心を保つこと。

表面的な事柄に目を奪われ、その裏にある様々な“隠されたこと”に無知でいないこと。
それから、平和を唱えながらも、自分とは意見を相容れない立場の人を、暴力的に非難しないこと。
乱暴な言葉で、意の添わない事柄を中傷しないこと。
自分が、自分こそが正しいと思うときこそ、間違っていると思う人の言葉に耳を傾けること。
世界の戦いが終わって欲しいと願うなら、戦いに備える人と戦わないこと。

そして、平和を願えない人を排除しないこと。
私利私欲にまみれ、そこから抜け出せない人を蔑視しないこと。
変化はゆっくり、握りしめた矛を降ろすまで、待つ力を培いましょう。
お金にしがみつき、我欲のために変わることが出来ないで居る人にも、導きが有り魂の力があります。
理想に向かいたいなら、理想に向かわない立場の人を理解しましょう。
心はゆっくり、握りしめた物を無理矢理奪い、変わらせようとすると間違います。
多くの人達が、不穏なムードに流され、ひとつ間違えば寄ってたかって袋だたきにする、悪しき流れに巻き込まれて行きます。
どんな時も、自分を保ち、負の連鎖に流されないように。
心の中立の位置を堅持しましょう。

＜解説＞
負のエネルギーが放出され始めてから、私達人間の心は、ともすれば負の連鎖に流されがちです。
地球の波動が上昇する中では、これまで隠せた物も隠せなくなり、心が素の状態のまま噴出してきます。
自分の心が関心を持つ事柄が、不穏なものばかりになっていたら、巻き込まれる前に踏みとどまらなければなりません。
テレビのニュースも、世界情勢も、流れてくることは心を痛めることばかり。
興味を持ち過ぎて波動が落ちるのに気付かないままにならないように心がけましょう。
様々な人が、自由に意見を述べられることは、とても幸せな事ですが、礼節を忘れずにいなければなりません。
正しい意見だからと言って、言葉を選ばず、何もかも口にしてしまうのは、人としての尊厳を損なわせます。

我が国は、３．１１で一億総出で魂の覚醒をしたはずです。
心をひとつに、平和を願ったはずです。
原発の再稼働も、みんなで止めようと声を上げ始めました。
それでも、そこにはそれを生業にする人が有り、家族が有り生活があり、進んで来た道を変えるには、直ぐにとはいきませんでした。
それに従事した人の心に寄り添いながら、ゆっくり変わる時間を待ちましょう。
どうかそれまで、導きがありますようにと、ただただ祈るばかりです。

そのような祈りを共にした仲間達の中から、政府の仕事を暴力的な言葉で非難し、私達の国の代表である人を呼び捨てにし、見下し、乱暴な言語を平気で使う人達が現れたことは残念でなりません。

脱原発の署名活動に、大いに賛同し署名を集めてきましたが、その団体から上記のような言語が書かれたプリントが送られて来ました。
脱原発には賛同するが、誹謗中傷の仲間にはなりたくありません。
正々堂々と、政策で舵取りをしていただくように意見を述べ、応援をする立場でありたいと思います。

平和さえ唱えれば、何を言っても何をしても良いと、もしそう思って居るとしたら、とても危険なことです。
人を尊重し、その立場に立つ人の苦労を労い、私達一人ひとりの思いを汲み上げてまとめていただく。
国に願うことはただそれだけです。
そして、私達の国は、それが出来る精神性の高い魂達が結集して転生してきたはずです。
その心の気高さを保ち、どうか世界に貢献できるエネルギーと波動と、人民でありますように。
合掌。

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