春分を過ぎて - スピリチュアルメッセージ from 寺尾夫美子

fumalhut72015-03-25

あの朝、瞑想をしていると、急に『フワァァ〜〜ン』と神秘な音が聞こえました。
ひょっとしてと思い、取りあえず時間だけは確認した。
朝、７時４２〜３分頃。
後で今年の春分時間を調べると、７時４５分とあった。
２〜３分、微妙な違い。
しかし、あの音の神秘性は、まるで地球が声を上げたみたいに感じた。
音色は、電車の警笛に少し似ていて、しかしとてもまろやかで透き通っていた。
多分、次元を通過する中で、あるレベルの波動を超えたのだろうと思う。
それから私達の日々は、様々な光の放射を受け始めている。
そもそもそこにはあった光の放射を、受け取れるだけの波動に地球が上がったと言うことか。
ひとつの通過点を超え、私達のこれからは益々激しい日常を体験するだろうと思われる。
それは、誰かから何かをされるとか、導き手からの指導が入るとか、そのような外からの刺激ではなく、心の内側から起こってくる。
肉をまとっていれば、そこそこの体裁を取り繕えば、「人」は騙せたかも知れない。
けれど、自分の内側から心の本音が出てきたら、それはもう抗いようもない。
何か湧き上がってくる自分の本音、ごまかしようのない感情的な放出。
出来れば、そんな自分は出したくないと常々自分を制して来ていたとしても、成長を伴わない一見温厚そうな態度など、本音の力の前にはひとたまりも無い。
押さえきれない本音が出る。
それも、今まで、取り組まず堪えず抱えず改めずにいた幼稚な心が露わになる。
それはそれは情けない・・・けれど、そうして初めて自分の心の位置を知ったところで、もう補いようもない。
人を裏切り、信頼を失い、金輪際関わりたくないと思われてしまうかも知れない。
ではどうするか？
たとえそんな自分に出会ったとしても、そこから進むしかない。
むしろ、これまでも“そこ”に居たのであって、もっと上の方の成長した人のように自分を捉えていたこと自体が思い違いだったのだ。
だから、取り組むのはこれからだ。
学びも成長も、まだこれからなのだと肝に銘じ、これまで以上の精進をしましょう。
今そんなところに居る人は、もうアセンションは出来ないのかも知れない。
今から地球を追いかけようと思うなら、それ相当の覚悟が求められるが、出来るものならした方が良い。
いや、死にものぐるいでした方が良い。
既に春分点を通過した地球は、猛スピードでアセンションを始めている。
天が割れ海が荒れるのは当然。
目に見えない空間の電気が、風のように動き始めている。
そんな激変が既に動いているのだ。
それは即ち、私達の肉体でも、体調不良と思われる変化どころではなく、エネルギー体としての肉体の変化が起こり始めている。
心の在りように相応しい肉体へと、細胞の一つひとつが変容を始めている。
６０兆個とも３７兆個とも言われる人体の細胞の一つひとつが、完全なエネルギー体である。
その本来のエネルギーが、光の放射を受けて本来の活動に目覚めていく。
これまで粛々と精進してきた人には、その心地よさと来たらこのうえない。
穏やかな心地よい自分が、場や人のエネルギーになど左右されず、肉体の劣化などで衰えもしない。
益々意欲が漲り、毎日が快適に進んで行く。
そんな自分になるために、これまでどれだけの取り組をしてきたことか、どれだけ自分を省みたことか、生まれてからずっとその時間が与えられてきたのだ。
今軽やかな人は、生まれてからずっと逃げず抗わず真っ直ぐに進んできたことだろう。
だから、今、意外な本音が出てきて驚いたからと、更心を入れ替え始めても地球には追いつけない。
かれど、それでも、今より一歩でも二歩でも前に進んでいけば、魂の生まれてきた目的は果たされるだろう。
魂の可能性は無限にある。
その無限にチャレンジするなら、今が最後の機会だろうと思われる。
どうぞ諦めないで、心して進みましょう。
合掌。