何か、地の底から湧き上がってくるような、この国の大地が何かを伝えようとしている。
毎日の当たり前の日々が、いつからか当たり前と感じられなくなったなら、一度止まって足下を見つめてみましょう。
足下とは、自分はどこの国に生まれ、どんな家族に迎えられ、どんな肉体を持ち、どんな習慣や価値観の元に生きているのか。
この国の文化とは、何が特徴か、その魅力はどこにあるのか。
もし、文化も魅力も感じられないとしたら。
それは先人達が悪いのではなく、今を生きる私達がそれを受け継ぐ働きをしていないと言うことです。
戦後の日本は、その文化と魅力を覆い隠され、この地に息づいていた精神性の豊かさも霞ませてしまいました。
今、私達の肉体に受け継がれている精神の記憶を甦らせましょう。
そこに注目を与えれば、それは次第に力を取り戻し、それがどんなことなのか、どんな感じなのか、身をもって分かるはずです。
今の日本が、取り戻したいのは、経済よりも先に、精神文化を元に戻すことです。
何かにつけて英語を使い、欧米の文化であれば、さも素晴らしいかのような、自分たちを否定することに繋がるような価値観を手放しましょう。
流行は、いつも外国語で埋め尽くされ、言葉を換えただけの見せかけの新しさに飛びつく軽々しさを改めましょう。
スピリチュアルな成長を始めるとき、一番最初に意識したいのが、外の価値観に重きを置く癖を改め、自分の内なる価値観に注目することから取り組みます。
それと同じように、文化も、外国の価値に注目するのを一度止めて、自国の価値を見出す取り組みをしましょう。
食事は、一日に２回。
朝ご飯は、朝起きてから一働きした後に、一汁一菜、お米ご飯を主食に軽めにいただきましょう。
日本の自然食には、納豆・豆腐など、タンパク質が豊富に含まれています。
３時のおやつで糖質を補い、夕食は文字通り夕方に。
そして、夜寝るまでの間には間食をせず、体が夕食を充分に消化吸収し終えた早めの夜に床に就きましょう。
人々は、互いに譲り合い助け合い、相手を尊重して自分を控え、ことさらに自慢せず、静かに謙虚に自負を携え、生活は地味でも心の豊かさを持っていた。
贅沢を慎み、価値のある物には潔く気前よく、人生で何が大切かを知っていた。
精神の気高さは、人を非難せず自分を貶めず、他者を湛える強さを持っていた。
もう、人がどう思うかなどいいではないですか。
自分が心から正しいと思うことを、責任を持ってやりましょう。
善意を心の中心に抱いて生まれてきた大和の民族だから、世界のお手本となる精神の清らかさを託された民族だから。
その魂の誇りを取り戻し、この国が存在する意味を生き始めましょう。
龍神の導きが、今そのことを指し示しています。
合掌。
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