近づく夏至に向けて、高まり続けている波動に大きな揺らぎが起こっています。
それはまるで、オーロラが揺れるかのように、波動のハーモニーがゆら〜ゆら〜と揺らいでいます。
今年の夏至の日は、６月２１日。
４つの節の日の中でも、力強いエネルギーの高まりをみせる夏至ですが、今年は一段と大きなピークとなりそうです。
また、このピークを越えて、ピークは収まることなく、更なる高まりへと進むようです。
さて、私達人間にとって今年の夏至は、肉体への高い波動のエネルギーを取り込むときとなるでしょう。
取り込むと言うよりも、向こうから流れ込んで来ると捉えた方が良いかもしれません。
心を無に出来る人は少ないですが、無になる瞬間は多くの人が持っています。
そんな無の隙間が出来ると、一気に高い波動のエネルギーを流し込もうとしているかのようです。
考え過ぎの人も、呼吸の浅い人も、そうでない時が少しでもあれば、押し寄せるエネルギーが流れ込んで来るのです。
こちらの事情がどうあれ、可能な限りたくさん、これまでよりも高い波動に導かれると言うことです。
では、その高い波動は、私達の意識にどのような変化をもたらすでしょう。
まず肉体が、健康で疲労を溜め込んでおらず、元もと素直な性格の人にとっては、高い波動エネルギーはとても流れ込みやすいです。
やや眠気やだるさを伴いながらも、幸せな気持ちに満たされ、感謝する機会が増えるでしょう。
感謝とは、しようと思ってできることではありません。
目の前のことが自分のためになったからと考え、これは感謝することだと考えたところで、頭の中で成り立っても心から溢れ出てくることはありません。
機会が増えると言うことは、そのような恵まれた体験が増えると言うことで、思わず感謝してしまう現実ばかりが目の前にやって来ると言うことです。
幸せな気持ちで満たされた人には、その幸せをよりたくさん、もっと豊かに味わえる現実が訪れるのです。
肉体に多少の疲労を残しながらも、心の中に自分を大切にする気持ちが中心をなしていれば、身の回りの人々や、体験している現実の中に幸せを見出す機会が増えるでしょう。
多少であっても肉体に疲労があると、軽い風邪引き、花粉症のような症状が出る、また少し微熱が出るなどして、肉体の波動調整が入ります。
急に高まるエネルギーによって、それまでの重い波動と軽い波動のエネルギー摩擦が起こると捉えると分かり良いかも知れません。
夏至の日に向かってこのような症状が出たら、出来るだけ努力して睡眠をよーく取るようにしましょう。
肉体の疲労を、長く溜め込んだままにしている人にとって、この時期は大変きついです。
何がどう出てくるかは、人それぞれの弱いところが悪化するかたちになるでしょう。
ちょっとまずいな・・と感じたら、軽い食事を摂ることと早寝の睡眠で、悪化を防ぐことは出来るはずです。
何より、まずいな・・と思う前に、出来ることは全部やるようにしましょう。
さて問題は、長く心の疲労を溜め込んでいた人です。
私達は人間ですから、毎日生活をしていれば、何かしら心に引っかかりを覚えるものです。
対人関係や、仕事上の問題など、何が起こっても心が常に軽い人などいません。
いちいち悩んだり悔やんだりしないまでも、スッキリしないことはたくさんあるでしょう。
しかし、それを溜め込む人と溜め込まない人とでは、心の疲労は大きく変わってきます。
肉体を例にたとえると、毎日生きていれば毎日疲れます。
しかし、その日の内に疲労を取るように生活態度を気をつけて過ごす人と、疲労など無頓着で翌朝持ち越してしまう人とでは、まるで違うわけです。
心も、その日の内にとは行きませんが、仕事の場面ならその場面で、対人関係ならその人と、直接きちんと向き合って終わらせているかどうかで違ってくるのです。
肉体も、心も、疲労満杯で、どこから手を付けたらいいのやら・・と思うほど溜め込んでいると、夏至に向かう今、思考がピークを迎えているはずです。
考えて考えて、こうするべきだ、ああするべきだ、と、考えのみが空回りしてしまいます。
溜め込んだ心の疲労が、出口を求めて活性化するからです。
この場合、心に幸せ感はなく、誰に対してもどのような状況に対しても不満だらけで、周りの総てが自分を否定しているように錯覚するでしょう。
このまま夏至を迎えると、この世に信じられる人は一人もいなくなってしまいます。
今、地球が進んでいるのは、愛と調和の世界です。
個人個人が別々の肉体で、独立した心を生きる３次元独特の分離した世界から、触れると同調し関わり合うと同じ心を感じ合う、統合した次元へと進んでいます。
自分を否定する人は、周りの人々を否定します。
自分を大事にしない人は、周りの総てをないがしろにします。
自分を許さない人は、たとえ神様がやって来ても許すことはしないでしょう。
３次元独特の分離を生きていると、外に恐れを投影し、恐れを脅かされる体験ばかりに見舞われます。
周りの人々を否定している人は、自分を否定していることに気づかなければなりません。
周りの総てに不満な人は、まず自分を大事にすることから始めましょう。
神様に許しを求めるなら、自分の内に山積している恐れの総てを、自ら見つめ許せるように努めましょう。
愛と調和の世界は、自分の内にある愛を人に投影する世界です。
愛を投影した体験が次々に訪れ、「愛おしい、ありがとう、幸せです」と、感じるばかりの日々になるのです。
今、心の内に何があるのか、しっかりと見つめてみましょう。
陰りが見つかったら、その中心にどんな恐れがあるのか、しっかり見つけ出しましょう。
恐れは恐れのままで、否定しないでおきましょう。
どんな自分も全部許しましょう。
心から自分を許せたら、きっと神様をも許す力が備わるでしょう。
夏至に向かって、猛スピードで進む今です。
自分を見つめるのは、後からにしよう・・などと考えるやいなや、あっという間に時空の隙間に落ちてしまいます。
後戻りする余裕の、もうない今ですから、しっかりと心の隅まで綺麗にしましょうね。
周りの誰もが愛おしいと、自然に心に感じている。
そんな自分が待っています。
合掌。
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