スピリチュアルメッセージ from 寺尾夫美子

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子がお届けする導きからのメッセージ

動画メッセージ/マザーテレサの言葉が震災後の今も活動の柱

寺尾夫美子のスピリチュアルメッセージ 2012年3月10日
マザーテレサの言葉が震災後の今も活動の柱になっています

【動画要約】
「あなたの助けを必要としている人に手を差し伸べなさい」と、マザーテレサが話してくれました。

震災後、被災地以外の場所ではいろいろなことがすぐに復旧し、何も困らない日常を送る事ができています。
しかし、個人セッションに来られる方やまわりの方々で、不自由なく過ごせていることに対しての罪悪感を持っている方がすごく多くいらっしゃいました。
以前、ユーチューブでも話しましたが、罪悪感はもたないで欲しいのです。
なにより、罪悪感という負のエネルギーは何の助けにもなりません。
経済的に余裕があれば寄付をしたり、体力と時簡に余裕のある方は、応援にボランティア活動をできますが、
仕事も余裕無く、経済的にも余裕のない人に限って、罪悪感を持って、「私は何もできない」と思ってしまい、波動を落としています。
それよりは毎日、生きていることを喜んで、普通の経済活動の一員として元気に仕事をし、買い物をすることだけで十分だから無理しないでほしいと、お話したことがありました。
1年経って、まだそういう気持ちの人が多いということと、歌手やタレントなどが被災地へ行く活動は、とても大きな活動に見え、被災地の方がたを応援しているということがしっかり伝わってきます。
素敵だなと感じる活動ですが、例えば私が歌を歌いに行っても誰も集まっては来ない。そしてそれは私のしたいことでもできることでもない。そのときに、1年経って何もしてないな〜と思うのは波動的に良くないから、日々、経済活動の中で働いて、いきいき生きていることですでに十分に応援になっているのだと、自分に許可を与えてほしいのです。

私たちも被災地に行くかという話をしましたが、私の気持ちが集中するのは、原発事故という、なぜ、こんな大きな問題を生み出してしまったのかということでした。
3.11の体験はとても大きく、日本人のすべての人が、さまざまな問題に対して自分は何をやったらいいか思いついて行動しています。そして、今思いついてない人も自分ができることをきっと思いつきます。
今、自分は何もできないと思っていたとしても、日々、いきいきと生きていることだけで十分応援になっているのだと思って元気なエネルギーでいてほしいのです。

1年経って、活動のしかたが人それぞれ枝分かれしているように思います。
私は「さよなら原発1000万人署名」に力を注いでいます。
これは、私が注目することです。これが正しいと言いたいということでもなく、私がそうしたいと思う事をやっているのです。皆さんもそうしたいと思う事をやることだけで十分です。なにより元気なエネルギーを自分自身と自分の周りに溢れさせてほしいです。

こういうことを考えるとき、私の中でキーワードになっているのはマザーテレサの言葉です。
私がインドに行き、カルカッタの「死を待つ人の家」に行ったとき、亡くなっていく人達が喜んで目を輝かせているのを見て、私もマザーのところへ来て、マザーの役に立ちたいと心の底から強く思いました。そしてマザーテレサに質問をしました。「私たちは何ができますか?」と。そしたらマザーが、「別にインドに来なくてもいい。ここに来なくても、あなたの国に帰ってすぐやりなさい、あなたの周りにいる人にすぐやりなさい。あなたの手の届く人にすぐやりなさい。あなたができることをやればいいんです。」と話してくれました。
自分のできる範囲で、すぐにやること。いつも何かをするときにそのマザーテレサの言葉がよみがえってきます。
私は無理をしていないだろうか。周囲がしているから義務だと思っていないだろうか。人の目があるからと思っていないか。世間のノリにあおられてやっていないだろうか。自分の真実からやっているだろうかということに気をつけています。
そして、すぐに手の届く人から始めるということでマザーテレサの言葉を自分の中で息づかせています。
それによって、自分への信頼と許可を与えられています。
波動的にも、自分がまっすぐに正直に正しいと思う事を自分に無理をさせないでできる範囲ですぐ手の届く身近なひとにやっているとき、オーラが輝きエネルギーが届いていきます。それが連鎖して人から人へつながっていきます。
被災地まで行く事ができないと自分は何もできないと思わないことです。マザーテレサが「あなたの助けを必要としている人に手を差し伸べなさい」と言われました。
心の軸をしっかり立て直し自分が正しいと思う事に焦点を当て、自分の魂のエネルギーを呼吸しまっすぐなエネルギーでいる人が被災地を思い祈ると届きます。義務感などでやっても何も起こりません。まっすぐに素直に魂のエネルギーを呼吸し、ひとときだけでも祈ることで届きます。そういう思いで、3.11の明日をみなさんと迎えられたらと思います。