スピリチュアルメッセージ from 寺尾夫美子

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子がお届けする導きからのメッセージ

オーブ

fumalhut72009-10-22

この頃のカメラの性能が良くなったせいで、オーブがしょっちゅう映り込むようになった。
白っぽく光る、丸い光の玉が宙に浮いて写る。人の周辺から頭上に、部屋や場所の上方に、物体を遮って白く飛んでいる。
これを、「たまゆら」と呼び、なにか素敵な霊的現象のように考えている人が多い。
実際、ヒーリングを始めた頃の私も同じで、“光の球が写った”と言っては、素敵な現象を体験したと考えていた。
しかし、それは大きな間違いだった。
大雑把にひっくるめて、殆どが未浄化の魂達だ。そんな写真を撮ったら、焼き付けたり見たりしないで、仕舞って置かれることをお進めする。
オーブの大きさが様々なのは、魂の光の密度に関係する。転生回数が多く、たくさんの学びを得た魂は大きなオーブになる。
現世の人達と同じで、経験豊富で高い精神性の持ち主は、見るからに存在感があり、大きな人物として映る。
逆に、何をやっても中途半端で行いが未熟、浅知恵で幼い精神しか持ち合わせない人は、人間性の小ささが目に付く。
肉体を離れると、そのまま光の大きさとなって、オーブで映り込むときの大小の差となる。
そして、写真に映り込むためには、生きている人のスピリチュアルエナジーが必要になる。そのため、スピリチュアリティの高い人のそばで撮られると、割合ハッキリとしたオーブとして映る。
精神世界に興味を持ち、自分磨きに精を出す人は、多くの場合スピリチュアルエナジーをたっぷり蓄えていて、未浄化の者達にとっては、大変好都合な存在なのだ。
神社やお寺などでオーブが撮られる機会が多いのは、未浄化の者達にとって、祈りの場所が絶好のエナジーチャージの場所。
そこにいれば、誰かが祈ってくれる、なんとかエネルギーがチャージできる。何より、自分も祈ったり精進したりできる・・・と、思いこんでいるのだ。
しかし、死んだら行くのは天国のみ。生まれる前にいた、魂の故郷へ、さっさと旅立たなければならない。
にもかかわらず地上に留まっているのは、そこでいいと思いこんでいるだけなのだ。行く先が分かっていないだけのことだろうと思う。
去年訪れた小田原のホテルで、バイキングレストランで多数のオーブが映り込んだ。
何しているのかと注目してみると、なんと、そこを天国だと思いこんだ魂達が、嬉しそうに彷徨っているのだった。
ホテルは山頂で、レストランでは毎日バイキング料理が並んでいる。
行く先が見つからないまま彷徨って見つけたのが、そのホテルだったのではないかと推測する。
食べ物がたくさんあって、見晴らしの良い景色が眼下にある。まさしく天国そのものかのようだ。
しかし、そんな未浄化の魂達が群がった後の料理は、何もエネルギーがなく、ちっとも美味しくない。
何を食べても、あまりに美味しくないので、最初はいったいどうしたらこんな味気のない料理が作れるのかと不思議だった。
そこに入ると、エネルギーが著しく悪く、波動がえらく重いので、そのせいでまずいのかと思ったが、そもそもその状態自体がオーブのせいだったのだ。
さて、話しは長くなったが、要するにオーブなどは、みんなが恐がる浮遊霊だということをしっかりと理解して、興味半分に見せたりブログにアップしたりしないようにしましょう。
デジカメに写ったら、直ぐに画像を処理して、オーブを消してしまって下さい。
顔や体に重なって写った場合は、霊に取り憑かれているということ。オーブが重なっている箇所が、不調なはずだ。
腰、肩、腕、脚、お腹など、大きさは様々だが、重なっていたら充分に体調をケアして、エネルギーを奪われないようにしましょう。
顔に重なるようなことがあるときは、心が影響を受けているはず。なんとなく重苦しい考えに陥りがちなはず。
楽しいことを考え、運動などで体を動かして活性化し、心も体も自分の所有であることを、しっかりと感じ入るようにしなければならない。
それから、むやみに、「これは消した方が良いオーブですか?」などと、人に見せないように。エネルギー的な影響を受ける人もあるので、さっさと自分で処理するようにしましょう。
但し、他界したばかりの親族が映り込んだら、浄霊までの1〜2ヶ月、その人を偲んで祈りましょう。お別れをしている間は、愛する人達の周りで、名残を惜しんでいます。
好きだった食べ物を供えてあげて、しっかりと心を寄り添わせて見送りましょう。
そうやって送られた魂は、きっと迷うことなく行くべき所へ還って行くはずです。
合掌。


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