スピリチュアルメッセージ from 寺尾夫美子

スピリチュアルヒーラー寺尾夫美子がお届けする導きからのメッセージ

脳死を死とする怖さ

fumalhut72009-07-24

私は、今の西洋医学に疑問を持つ機会に恵まれて(?)、その怖さを体験してきました。
今も治療中の歯科矯正では、歯科医師の強い勧めで歯を削った結果、とんでもない顔の歪みを起こしてしまいました。頭蓋骨が伸びてしまい、短かった顔が馬面になっています。
こんなことにした歯科医師は、えらくひどい人かと思われるかも知れませんが、彼が知っている限りの“正しい医療知識”を駆使し、私の噛み合わせのために心からこれがよいと信じている治療をしただけのこと。
それが、人間の可能性や肉体の神秘に及ばず、彼がそれまで理解していた知識に限界があったことが分かる結果となりました。
その先生は、大変真面目で熱心で、今も学び続けている「いい先生」です。そして、私の歯が、自分が思う方向に噛み合っていかないことに悩み、探し、ようやく今の先生に出会うことができ、私に紹介してくれたのです。
さて、このように心正しい先生でさえ、医療の知識には限界があり、人体の全容を分かっているわけでないのです。
西洋医学は、まだそんなところにあると私は考えています。
そんな医学が、脳死を人の死と決めてしまいました。
正しい先生は、意識のない脳死状態の人が、声をかけると反応をするとか言うと、それは単なる脊椎反応だと説明があります。脳死の子供を育てている両親が、呼びかけると反応のある我が子が、とても死んでいるとは思えないと新聞記事に出ていました。
当然のことです。
私の父が危篤状態にあったとき、病院に駆けつけ、父の耳元で「夫美子来ましたよ」と言うと、父が大きく深呼吸をして、私に反応を示しました。甥が来た時には、ベッドに横たえている左手が、ぴよ〜んと持ち上がりました。
担当の先生からは、それは肉体が反応しているだけで、お父さんが答えているのではないのです・」と説明がありました。
家族の誰も、そんな言葉に同意しませんでした。単なる反応なら、どうして良いタイミングでそれが起こるのか。説明ができないのが医学だと、そう思うのです。
また、父には口や鼻に管が通され、黄色い液が注入されていました。2日目に見舞いに行くと、口からよだれが出ていて、私はそれを拭きながら「お父さんよだれが出ているよ」と言うと、義姉が、「これはチューブで流している薬が流れているのだわ、もう体が受け付けていないのだわ」と言いました。
私は、「まあ、そんなしんどいことになってるの、お父さん、しんどいね〜」と言うと、父の目から涙が流れ落ちました。
これも、単なる反応と言うのでしょうか?

肉体は、魂が宿って命となり、人が動きしゃべります。
魂のエネルギーが、チャクラを通して、大雑把に7つの要素を動かし、そこから枝分かれして、様々な身体機能を稼働させています。
脳は、そのコントロールセンターですが、本部がダウンしても、他の6つのチャクラは機能します。特に、身体を動かす3つのチャクラは、波動が荒いために、気合いで動きやすいのが特徴です。
そんな、まだ命の営みをしている人を、脳がダウンしただけで、死んでいると決めてしまうことに、鳥肌が立つ思いです。
さて、本当に怖いのは、その人の臓器や器官を、「どうぞまだ生きられる人のために提供して下さい」と、真面目な先生が説得に出ることです。
一人でも多くの命を助けたいと思う余り、この臓器さえあれば、この人は元気になり、人生を取り戻せるからと、脳死の人を家族に持つ人達を説得してしまわないのか?
私の歯科の先生がそうだったように、今の最先端と思われる知識に心酔するがあまり、心ある家族にとんでもない間違いを選択させてしまわないか?
植物人間だった人が、ある日突然目覚めたと言うケースも報告されているのは、それはあり得ないから、作り話か、きっと間違いだと言ってのけられるのか?
どうぞ、今一度、待って、考え直してもらいたいと願います。
合掌。





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