果たして、次元上昇の際に起こる現象は、愛と光に満ちているのでしょうか。
はい、間違いなくそのはずです。
でも、恐れと疑いが凝縮した重い波動を生きている私達人間にとっては、いえ、現文明にとっては、愛と光のなんと厳しいものかと感じることでしょう。
今起こっている、世界経済不安は、まさしくその最たるもので、お金がどこかに消えていく不安に囚われるのは、お金で明日の命を計っているからです。
2004年頃、翌年のエナジーリーディングを行ったとき、「来年は愛の年」だとメッセージを受け取りました。
それを伝えると、皆さんが“うわ〜素敵”と目を輝かせました。
それは愛の本当の意味を知らないから、そんな呑気なことを言ってられたのです。
本当の愛は、愛でないものには大変厳しく映ります。愛そのものは、とても温かで広がっていて包み込むような安心感と至福感に満たされたもの。
では、愛でないものは、それ以外の全て。愛の年には、愛でないものを手放していく、ときには大変厳しい体験が容赦なくやってくると言うことなのです。
さて、アセンションの時には、愛と光に包まれて、低次元の全てが払拭されて、愛であるもの、光そのものだけが次元上昇を果たすのです。
すると、愛でないものや光でないものは、当然のごとく振り払われてしまいます。
来年のイヤーリーディングを行ったときに、「地上に光溢れるとき」とメッセージを受け取りました。
また、それをお話しすると、多くの方が“うわ〜楽しみ〜”と幸せそうに目を輝かせます。
確かに、魂にとってとっても楽しみで、いよいよ己の生まれてきた目的が試されるときが来たのだなと、武者震いするほどでしょう。
光が溢れるときには、光でないもの陰や闇に属する意識が、消え失せるために、ことごとく明るみに出されてくるのです。
誰も見ていないから、人に知られていないから、などと言うことでごまかせるときは終わりました。
自分本位な生き方が通るときが終わっていくのです。
それは、誰かから言われて改めているようでは、光を生きているとは言えません。
光を生きるには、自らを省みて潔く身を改め、行いを変え、生き方を変え、人に役立つだけでなく、地球人類の未来のために自分にできる一歩を踏み出すこと。
意識を愛と光に変えることは、簡単なことではありません。できていたら、地球環境はこうまで悪くはならなかったはずです。
私達一人ひとりが、いつも心地よく深呼吸して、他者を思いやり凛として正直に光を仰いで生きていれば、もっともっと世界は素敵だったはずです。
ここまで来たからこそ、軌道修正は大変きついですよ。
とても大きな舵取りをして、方向を変えなければなりません。
暗礁に乗り上げる寸前の大きな船は、今、全身全霊を込めて、アセンションへの準備をしているのです。
私達一人ひとりにできることは、心に本物の愛を湛えた生き方をすること。
不安や恐れが入り交じる混乱の中でも、導かれている光の方向を仰ぎ続け、本来光である魂の力を保ち続けることなのです。
合掌。
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